梨

★梨って栄養がたくさん詰まっているんです★

古くから食べられたことが分かっている梨。昔々、弥生時代にはすでに食べられていたそうです。果肉が真っ白で色が無いことから「ナシ」といわれるようになったとか・・・。水分が豊富なため、便秘改善や疲労回復などの効果もあるようです。

梨の種類

日本で食べられている梨は大きく分けると和ナシと洋ナシの2種類になるでしょう。8月ごろから出始め11月ごろまで楽しむことができます。そんな和ナシと洋ナシの違いは見た目と味。和ナシは丸い形で食べるとシャリシャリと音がしさわやかな甘味があり、みずみずしいです。一方、洋ナシは見た目は上が細くお尻が太っている(ひょうたんのよ うな)形。食べると柔らかくねっとりしています。洋ナシは収穫してすぐには食べられず、しばらく置いて熟してから食べること(追熟)が必要になります。

美味しい梨の選び方

<和ナシ>
一般的には大きなものの方が味はいいと言われています。軸がしっかりしていて触ってみてツルツルし固いものがおいしいと言えるでしょう。梨の表面はザラザラしているものがありますがザラザラしているものは梨がまだ十分に熟していないものです。熟すにつれてツルツルしていきます。また、柔らかいものもありますがそれは、熟しすぎてしまったもの。(古いものと言えるでしょう)また、同じ大きさのものがあればより重いもののほうが果汁があるためみずみずしさを感じられると思います。
<洋ナシ>
洋ナシ(ラ・フランス)は収穫してすぐには食べられず追熟してからになるので完熟具合を知らなきゃ食べられない果物。一番美味しく食べらるサインは香り。甘くていい香りがするものは最も美味しい食べごろでしょう。見た目は、軸が茶色っぽくなり皮の色が黄色いものが熟している証、柔らかく傷がないもの、ずっしりと重みのあるものがいいでしょう。

梨の保存方法

<和ナシ>
豊富な水分が逃げないように新聞紙に包むか紙袋に入れてからポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。和ナシは追熟しないのでなるべく早く食べたほうがいいでしょう。
<洋ナシ>
和ナシ同様、新聞紙に包むか紙袋に入れて常温で保存しましょう。洋ナシは追熟させて食べる果物です。お店によって食べごろを販売しているところもありますので、心配な場合はお店の人に食べごろを聞くといいでしょう。ちなみに完熟した洋ナシは傷みやすいのでなるべく早めに食べましょう。お好みですが、食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やして食べるとより美味しく味わえます。

梨の栄養

和ナシ、洋ナシ共に水分が豊富で食物繊維が比較的多く含まれている為、便秘予防、疲労回復に効果があります。また、カリウムも含まれているので高血圧予防にも効果があるといえるでしょう。

梨の人気の品種

和ナシといえば、誰でも一度は聞いたことのある品種「幸水」、他にも「南水」 「豊水」「二十世紀」が人気のようです。洋ナシの中では一般的に聞いたことあるのが「ラ・フランス」その他にも「マルゲリット・マリーラ」や「ゼネラルレクラーク」があります。

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